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幻の塩さんま

日曜日、旦那とスーパーに買い物に行った時のこと。
さんまが安かったんだけど、旦那に「今週生協でさんま頼んだ?」と聞かれ、う、うーん、どうだったっけ?と、思い出せなかった私。
うちは生協が月曜日に来る。日曜日にさんまを食べて月曜日にも生のさんまが届いたらちょっとショックだよねぇ…。

注文したのは1週間前のことなのに記憶がナッシング。
いやでもあれだ、生のさんまじゃなくて、塩さんまを頼んだような気がする。それであれば冷凍で来るからその日のうちに食べなくても大丈夫だよね。
というわけで、日曜日の夕食はさんまに決定。

「あと、ビールは来る?」
ええと、ビール、どうだったっけ。頼んだような気もするけど、「そろそろ頼んだ方がいいな」とちらっと思っただけのような気もする。
来なかったらショックだから、一応買っておこう。

で、月曜日。
生協、なーんも来なかったよ~ん…。

つまり、注文自体をし忘れたいたみたいだね。しかも先週も来なかったんだよね。
なにが「塩さんまを頼んだ」だよ…。なんも頼んでねぇじゃん。
最近この手の失敗が多い…。まじ心配っす…。

***

うちの会社はいただき物が結構多い。
で、いただいたお菓子やおみやげは、空いている机に置いてあって、好きに食べていいことになっている。

今日も、外国製のおいしそうなチョコが置いてあったので、うはうはともらって席に戻ると、新人のヒロくんが「お。それ、さっきから気になってたんすよ。うまかったらオレも持ってこよう」と言う。
じゃ、食べてみるね。お。うまい。あ、あれ。ちょっと待って。うえ、これチョコだよね?だけどこの味はチョコじゃなくて、う、うに…。
雲丹ですよ、雲丹。なんでチョコなのに雲丹の味がするの?

「ええ?雲丹の味?ま、まさかそんな…」
「とにかくたべてみてよ」

早速同じチョコを取ってきて食べてみたヒロくん。
一口食べて「う…」と顔をしかめる。
「ね?うにでしょ?」
「うに…わかります…りつこさんの言いたいこと…。う。つうか、ま、まずい」
あわてて水を飲むヒロくん。
そんな会話を聞いていたらしく、「おれも食ってみます」というインターンの子。彼も一口食べて「う、これ…微妙」と。

3人で「うにだ」「うにじゃない」と、盛り上がっていると営業のカトちゃんが来て「なんや、楽しそうやな」と言う。
「あのチョコってどなたが持ってきたんですか?」と聞くと、「ああ、あれはサロン部長や」

…キター!!
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無銭飲食?!

お昼に1人でトンカツを食べに行き、会計の時になってサイフを忘れたことに気づく。
ついにやっちまいましたよ。今回は命金なしですよ。財布を忘れて愉快なサザエさん、愉快なりつこさんですよ。でも店の人は愉快とは思ってくれませんよ。

「すすすすみません。お財布を会社に忘れて来ちゃったので取りに行ってきます。携帯もIPODも漢字の単語帳もこれ全部置いていきますから…」とレジのおねえさんにすがりつく43歳…。

お財布お財布!と会社に向かって走っていたら、交差点のところでイーデスに会う。
「あれ?りつこさん、血相変えてどうしたん?」
「お昼食べに行ってお財布忘れてたことに気づいて取りに行くところなの!」
「えーー。お金貸すよー」
「じゃ、千円…あああありがとう」

借りた千円を握り締めてトンカツ屋に戻り、人質(モノ質?)を解放してもらう…ほっ。
会社に戻りながら、でもなぜランチ用バッグの中にサイフが入ってなかったのだろうと考える。
今日は午前中、ちょこっと買い物に出たのだ。
その時、ランチバッグの中にサイフを入れて出たはずなのに…。
ももももしかしてあの買い物の時に落としていたりして?ひ、ひぃーーーー。
さいふさいふさいふーーー!!とどんどん心配になり走って会社に戻る。
なくしてませんように…ありますように…おねがいおねがい、神様おねがい(←こんなときだけ)。

席に戻ってみたら、なぜかヤングくんの机の上に私のサイフが…!!な、なんでこんなところに?!

買い物から帰ってきてランチバッグからサイフを出し、もう一度ランチバッグに入れるつもりで、見積もりを誤って、ヤングくんの机の上に落ちちゃった?
いよいよ普通の生活が普通におくれなくなってきちゃったのかなぁ…。とほほ。

***

いまさらだけど木更津キャッツアイにはまる、るるる~。
翔くんが出ているからいつか見たいなぁと思っていたら、派遣さんがDVDボックスを持っていて貸してくれたのだ。

夜中に1人でこっそり5分ぐらい見て「こ、こりは面白い!こっそりじゃなく家族で見よう!」と思う。
で、休日の朝や夜に家族全員でコツコツと見て、昨日の夜見終わった。

昨日の夜に最終回を見たんだけど、ちらっと盗み見したら、すみれが見ながら泣いていてびっくりした。ああ、この子、ドラマ見て泣いたりするんだ…。なんかじーんときた。

いやもうほんとにいまさらなんだろうけど、クドカンってすげー。面白いー。サイコー!天才ー!(←なんてボキャ貧…)

***

ひばりが録画していた「金スマ」を見て、EXI○Eを見る目が変わる、るるる~。

実は私、かなりのイキオイで「けっ」と思っていたのだね、彼らのことをね。
ジャニくんたちのことはね、昔から結構「かわいいなぁ」「頑張るよねぇ」と、あたたかい目で見ていたんだけどね。EXI○Eはね、「みんななんでこういう音楽を聴くかなぁ…」「カーネーションを聴け!カーネーションを!」「あざといんだよっ!」と思っていたのだね。

でもあれなんだね。彼らって実はすごい体育会系なんだね。努力してたんだね。気合入ってたんだね。兄貴ぃ!なんだね。
ちゃらいとか柄が悪いとか決め付けてて悪かったよ…。いい人じゃないか、とくにATSUSHI…。
涙しながら見て、見終わって「歌、すごいうまいんだね」「すげーいい人なんだね」「世の中って結局は気合と根性のあるヤツが動かしているんだね」と言う私を、旦那が「金スマの思うツボや…」と笑う。
「まぁあんなの見せられたらぐっとくるよなぁ。見たもん負けだよなぁ」。

ああ、負けたさ!完敗さ!はっはっは。

運動会

昨日はすみれの運動会。
旦那は会長席、おーまは敬老席に座ってしまって、一人ロンリーなわし…。

あのおーまが敬老席ですよ。
多分嫌がるだろうなと思いながら「敬老席っていうのがあるんだけど」と言ってみたら、「あら、いいわね。VIP席でしょ?」だって。
「おばあちゃんとか、ばあばなんて呼ばれたくない!」と言い張っていたおーまが敬老席ですよ…。おーま、一皮むけたわね…。

1人だからもういいやと思い、すみれの出番があるとき以外は、場末(トラックから離れた鉄棒のあたり←開会式が始まった頃にほよっと来るような気合の入らない親が集う)にシート敷いて、そこで競技も見ずにお菓子を食っとったよ。いつのまにやら爆睡していて、6年生の組体操も高学年リレーも見そびれたよ。

それにしてもすみれはちっちゃいのう…。そこがかわいいんだけどさ(←親バカ)、でもなんだかまだ保育園のお遊戯の域を脱していないような…。こんなことでいいんだろうか…。
すみれたちは音楽に合わせて踊ったり、それぞれの技を披露したりしたんだけどさ。技ってなにかっていうと、側転したり一輪車したりフラフープしたり、そういう「芸」がない子はなわとびしたり。
で、芸なしのすみれは当然のように縄跳びだったんだけどさ。あ、もしもひばりだったら間違いなく一輪車をやったろうね。あの子ほんとに一時期イチリンシャーだったからなぁ…。
子どもたちの間でも縄跳び=芸なしっていう認識があるみたいで、すみれ自身も「縄跳びはださいよ」なんて卑下してたんだけどさ。
すみれの縄跳びが他の子の倍ぐらい速いのよ。人の倍の速さでまわして飛んでいるのよ。撮ったビデオを見たら、「え?倍速?」って思うぐらい。まるでギャグのようですごいおかしかった…。

あと徒競走は頑張って走っていたよ。テープのまだ先がゴールだと思って最後まで全力で走れ!と言っておいたのに、テープの10m前ぐらいで明らかに失速してたけどね…あれがなければ2位になれたんじゃないか?!なんちて。

お昼を食べているときにやたらとおーまが「白はだめねぇ!(すみれは白組だった)」「気合が足りてないわよ!」「ほとんどの団体競技で負けてるじゃない!」とやたら言うと思ったら、どうやら敬老席は「赤組贔屓」が多かったらしく、まわりにおばあちゃんたちが「また赤が勝ったわっ!」「白はだめねぇ。そもそも姿勢がなっちゃないわ!」と、言いまくっていたかららしい。
「おばあさんたちがうるさかった」「おじいさんおばあさんのすきまから見てた」
って、やっぱり「自分は全然おばあさんじゃない」おーまだったよ…。

閉会式の時に巻きスカートを履いたおじいさんが乱入してきて、我が家のP〇A会長は結構大変だったらしいけど、楽しい運動会だったよ。(え?)

かさ

会社を出たら雨がぽつぽつ。
あ、そういえば今週初めに持ってきた傘をずーっと会社に置きっぱなしだった。
ちょうど良かった。いつもだったら面倒くさがって取りに戻らないところだけど、今日の私は違うんだ。戻るよ!

地下鉄に乗ったら珍しく3駅目で席が空いた。お、ラッキー♪
座るなり単語帳を取り出し漢字の勉強。時間を無駄にはしないのだ。
と、私の前にかわいい女の子(女子大生?)が3人立ってぺちゃくちゃ話しをし始めたんだけど、なんでもそのうちの1人が前から想っていた人に告白したと。それでうまくいって付き合うようになったと。
「すごいねー。よく告白する勇気あったね」
「いやぁ告白っていうか…。彼女いないのは知ってたから、今度一緒に遊びに行かない?って自分から誘ったの」
「すごーーい。」「すごい勇気あるよー」「私にはできなーい」
「それで2人でご飯を食べに行ってーカラオケ行ってー」

うんうん。それでそれで?!
はっ。もう駅に着いてしまった!やばいやばい!
慌てて飛び降りて改札を出て歩き出して気がついた。
か、かさーーーーー!!!!

あああ…。こんなことなら会社に戻らなければよかった…。あのまま会社に置きっぱなしにしておけばよかった。とほほ。
ついつい恋バナに夢中になって…だめなオレ…。

***

我が家のガリ勉くん。それは私。
いやもう頭の中は漢字でいっぱいですよ。朝はスタバで漢字ドリルですよ。仕事から帰ってきてから寝るまでの時間も漢字ドリルですよ。漢字を勉強したいから休日出かけたくないとか言っちゃってますよ。そして常に単語帳持ち歩いて、すきがあればぱらぱらやってますよ。

もともとは子ども応援企画だったはずなのに、気づけば一人でガリガリ勉強していることが多い。
これぞ本末転倒。ミイラ取りがミイラ。
こんなことじゃ私1人が合格して私1人しかファンクラブに入れないわよっ!と言いたい気持ちをぐっと抑える…。なぜならここまで勉強しても、子どもたちが合格して私1人が受からない可能性もなくはないな、と思っているから。

なんつうかさ。最近勝率悪いんだよね…わし。
近いところでは、職業訓練校の試験落ちたじゃん…。
いやでもあれに受かってあそこに行ってたら今の私はなかったわけだよなー。あそこに行っていたらいったいどういう未来が開けていたのだろう。(未来が開けると言い切ってしまうところが私のおめでたいところだな)ちょっと見てみたいような気もするけど。

まぁ最近「合格通知」を見ていないなぁっていうのがあるわけですよ。もう何も受からないんじゃないかって気がしちゃってるわけですよ。だから心配でつい勉強しちゃうわけですよ。

でもね。勉強始める前よりは確実に漢字レベルは上がってるわねっ。
なんつっても、日本文学科卒のわりに、全然四文字熟語とか知らなかったからね。
本はいつもたくさん読んでいるから、読みは得意そうなもんだけどさ、結構「心の呼び名」で読んじゃってることも多くてさ。だいたいの意味がわかればいいじゃん、っていうレベルだしさ。
あと部首ね。これ難しいねー。

そういえば昔、音楽理論を習っていたんだけどね。その時の先生が結構面白い人でさ。なにかを漢字で書く時に先生「こざとへん」っていう言葉が出てこなかったんだね。「ええと。棒が立っててそこに旗がついてて、それが風に揺れてるの」って説明したんだよね。ぶわはははは。ある意味すげー音楽的だなー。

まあね。脳にはいい感じがするね、これは。
なにせ、最初のころは、書けば書くほどわからなくなってきて、もともと書けていた漢字さえ、他人に見えてくる始末。
こりはどうしたものか!と頭を抱えていたんだけどね。ずいぶん勉強にも慣れてきた感じするしね。
この調子であと1ヶ月頑張るだーね。

スイッチオフ

席に、サロン部長がやって来て「あのこれ見積りなんだけどあとで書いてちょうだい」と言って紙を置いて行った。
あーまた見積りか…うんざり…。
テキトーに見積りを出して、サロン部長がタバコを吸いに席を外したすきに席に紙を置きに行くと…ひ、ひぃ~、こここりは…!!!

なんと机の上に、はがしたヒエピタが置いてありましたyo!ちょっとひからび気味で!
…おえっぷ…。いやなもん見ちゃった。まじ吐きそう…。
なんかさ。靴下履いてる足を見てもなんとも思わないけど、脱ぎ捨てた靴下は「おえっ」となったりするじゃない?
あとさ、ブツそのものより、拭いたあとのトイレットペーパーの方がより「おえっ」となったりするじゃない?
そんな感じですよ。まさに。

フロア内は禁煙なので、タバコは1Fの喫煙コーナー(という名のビルの外の吹き溜まり)に行かなければならない。
さすがのサロン部長も、他の会社の人たちが集まるその場所にヒエピタを貼っていくのは恥ずかしいらしい…。
だからはがして吸いに行くのですね。
でももったいないから戻ってきたらまた貼るのですね。

そういうストーリーが透けて見えるのがものすごくいや。
はっ。「ストーリー」ってサロン部長の常套句なんだよな。げふ。

***

友だちのブログを読んで思い出したことが。

就職活動をする時に、知り合いの写真屋さんで履歴書用の写真を撮ったんだけどさ。
その時に写真屋さんが「お見合い用の写真も撮ってあげようか?」と言って、サービスでちょっと加工した写真を作ってくれた。
同じ時に撮った証明写真は、口元に力入っちゃってるまさに等身大のあたし。
お見合い用と言われた写真は、なんかぼや~といい具合にぼかしが入って、ふわっとした笑顔が我ながらなんかかわいい。かーっ。加工技術ってすげーっ!

で、その写真をさ。あほな私は、前の会社に入社が決まって「社内報に新人紹介を載せるから写真をちょうだい」と言われたときに、「お、これを使うときが来たね!」と出してしまったんだな。

入社して知ったんだけど、新人紹介を載せた社内報を見るのは、だれた毎日を過ごす社員にとってはものすごい楽しみなのだ。
イケメンはいるか。強烈くんはいるか。かわい子ちゃんは入ってきたのか。同じ大学の子はいるか。それこそ目を皿のようにして見て、ああでもないこうでもないと盛り上がるのだ。
私のその加工写真はそれはもうものすごい評判になりましてね…。

プロジェクトにどの新人を入れるかっていうのは、課長の力次第でさ。
まあ新人でいきなり「使える」ってことはあんまりみんな期待してないからさ。
できれば素直そうなやつがいいなとかさ。女の子だったらかわいい子がいいなとかさ。そういうふうになるわけさ。
で、私はその加工写真が出回っちゃったもんだから、どのプロジェクトでもとりたがりましてね…。大変だったらしいのですよ。争奪戦で。

でもそんな中でも、この写真自体を疑問視する声もちらっとあったらしいのだ。
「それにしてもあまりにももやっとしているのが気になる」
「これはまるで霞のようではないか」
というわけで、入社前の私についたあだ名は「霞ちゃん」ですよ…。もちろん当の本人はそんなこと知る由もなかったわけですよ。

めちゃくちゃ緊張して入社式を迎え配属された部に行ったときに、ものすごいたくさんの人から「あーー霞ちゃんだ!」「お、おお。き、きみが…。(←明らかに落胆している)」と言われて、なんのこっちゃかわからず???だったわし…。
1ヶ月ほど経って新人歓迎会をしてもらってこの話を聞いて「ぐわーーー」と頭をかきむしりましたよ、よよよ…。

まあ、入ったもん勝ちっていうか、やったもの勝ちってことで…。
がんばれ。BカップがEカップ!
(エールを送るつもりで書いたけど、ちっともエールになってなかった…か?)

バレー部に想う

今年、バレー部の1部チームは熱い男Aコーチが監督になった。
うちのバレー部には「監督」がいて、その人がもう長年にわたって監督をしていた。今も監督が監督であることにはかわりはないのだが、総監督という1歩引いた位置に下がったのだ。
おそらく、Aコーチは今の1部チームの6年生たちにものすごい思い入れがあってお互いの絆も強いので、今年はAコーチにおもうぞんぶんやってもらおう!ということだったのだと思う。

しかしなんか今年のAコーチと1部チームの6年生を見ていると、なんかちょっとかわいそうになってくる。
なんていうかな。思い入れが強すぎるんだよね、Aコーチの。
だからなんかすぐに生きるか死ぬかみたいになっちゃうんだ。もうやる気がないならやめろ!とか、お前らがそういう態度なら俺がやめる!とか…。
以前も、大会が近くなるとコーチ陣もどんどん熱くなりそういうモードになることはあったけど、今年はなんか年がら年中そんな感じなんだよね…。

私はAコーチのコーチング能力はほんとにすごいと以前から惚れこんでいたんだ。
ひばりは4年生でバレー部に入って5年で2部チームのキャプテンになったんだけど、その時ずっとAコーチにみてらもらっている「Aコーチ育ち」だから、6年で1部チームにあがってAコーチでなくなったときは、ものすごく残念な気持ちになったものだ。
監督は毎週末練習に出てくるわけじゃないし、正直言って監督じゃなくてAコーチが監督をやったらもっと強くなるのに!と思ったこともある。

だけど、今のチームを見ていると、監督が監督をやってるってことは決して意味のないことではなかったんだな、と思う。
監督の指導は緩かったり、ちょっと的が外れているように見えることもあったんだけど、でもなんていうかな、長年の経験もあるし、長いことずーーーと監督をやっていて子どもたちを見ているから、わりとあっさりしているところがあったんだ。
そういう人が監督で、実権はAコーチが握っていて指導に当たるという立場であれば、Aコーチがどんなに熱血をやっても子どもたちも逃げ場があったんだよね。
でも今は何もかも全てをわかっているAコーチが監督もやってしまっているから、子どもに逃げ場がないのだ。いや、子どもだけじゃなくAコーチにも逃げ場がないのだ。

組織ってそういうものなんだな、と思う。
できる人だけ集めてプロジェクトを組めばいいじゃん。一番優秀な人がトップに立てばいいじゃん。そう思うけど、案外そういうものでもない。
一番優秀な人が二番手ぐらいのほうがうまくいくこともあるのだ。
優秀じゃない人が混ざっていた方がうまくいくこともあるのだ。
一見「ジャマ」「無駄」に思えるおじさんがいることでバランスが取れているってこともあるのだ。

そう思うと、サロン部長やルー部長もやっぱりいた方がいい存在なのかな…。

場末のママ

夕べ証明書の写真を撮らなければならないことに気がついて、ふすまの前に立って旦那にデジカメで撮ってもらった。
結構疲れているせいか、フラッシュの光にどうしても目が閉じてしまい、そのたびに旦那に「あ、目をつぶっちゃってるよ」と注意されながら、必死に目をこじあけて撮ってもらったのだが。

旦那が言いづらそうに「ええと…なんかちょっとお疲れ気味だね…」と言うので見せてもらうと…そこにはどこをどう見ても不幸を背負ったオンナが写っていた…。顔はしわしわ、髪はよれよれ、そして目がしょぼしょぼ…。ひ、ひぃ~。
こここれはいくらなんでもひどすぎる!!
お風呂に入る前だったからもう化粧はいいやと思っていたんだけど、やっぱり化粧しないとだめね…。スッピンで証明写真なんて大胆すぎたわね!

で、あわてて化粧。
眉は元気に見えるように上がり気味に。アイラインはくっきりと。口紅は元気に見えるように少し濃い目の色で。
こ、これでよし。
じゃもう一度撮ってちゃぶだい。
今度はさっきよりもっと目をこじあけて…と。

疲れていることには変わりないけど、今度はさっきよりはましなのではないかと、出来上がった写真を見せてもらったら…。

こ、これは…どこをどう見ても場末のスナックのママ…。
唯一の希望だった娘も男とどこかに逃げてしまい、残されたのは暴力夫と口うるさくて意地の悪い寝たきりの姑。
どんなに頑張って働いても稼いだお金は全て夫がギャンブルにつぎ込んでしまい、口答えをすれば殴られる。
どんなに頑張ってお世話をしても、姑には口汚く罵られる。

ああ、あたしの人生ってこんなもん…。今まで生きていて楽しいことなんか一回もなかった…。十五 十六 十七とあたしの人生 暗かった。
…みたいな。そんな女が写ってましたよ、よよよ…。

いやぁ、これが年をとるってことなんだねぇ。
若いときは自分がどんなにしんどいと思っても、それほどまでには表に表れなかったものだけどね。
今はちょこっとしんどいぐらいでも、もう不幸のどん底!これ以上の不幸はない!ぐらいのイキオイで表に出ちゃうんだね…。

いやぁ。へこんだわぁ、あの写真は…。
でももう何度撮り直してもだめだと思ったから、場末のママ写真で提出しちゃったよ。場末のママが試験を受けますよ、ってことでね…。少しでも今のどん底生活から抜け出すために場末ママは頑張るよ、ってことでね…。

場末ママが何の試験を受けるかっていうと、漢字検定ですよ。
漢字を知らないっていうことで、お客さんに笑われたり、姑に蔑まされたり、夫に殴られたりするもんでね…。
じゃなくて。

子どもと3人で漢字検定を受けて合格したら嵐のファンクラブに入ってよし!ってことになりましてね。
ああ、また嵐。お前の頭の中には嵐しかないのかっ?!!

そ、そうです…。
いやあのね。ひばりが嵐を好きになった!と言い出した時にね。「じゃ、定期考査で学年5番以内に入ったらファンクラブ入ってやろうじゃないの!」と言ってしまったのだね…。
でも到底無理なのだね…ひばりさんにはね…。
ファンクラブに入らないとコンサートなんか無理に決まってるのね。いや、ファンクラブ入ってもなかなか行けないのだね。だけどさ、入れば少しは可能性も出てくるわけで。それも、一家に1つじゃなくて、1人1つ入ればさらに確率は上がるわけで…。

で、5番以内は無理そうだから10番以内ね、とハードルを下げ。すみれは漢字がだめだめなので、漢字頑張ったらファンクラブ入ろうね、と言ってみたものの。
頑張るったってどう頑張るんだい?なんかもうちょっとわかりやすい目標がいいんじゃないの?
それに、子どもにばっかり勉強させて、自分はのほほんとしているっていうのは、あんまりなんじゃないかい?と思いましてね。
じゃ、わしも受けるかと。ひばりもすみれも一緒に受けようぜと。そういうことになったわけだ。

で、2週間前ぐらいから漢字の勉強を始めたのよ。
もう試験が終わるまで読書と動画は封印してとにかく漢字漢字漢字ですよ。
電車の中で一問一答プチドリルですよ。夜もビール飲みながらドリルですよ。
子ども以上に心配なのが私自身なのでね。なにせほら、せっかく覚えた漢字も旦那に投げ飛ばされると吹っ飛んじゃうもんだから…。じゃなくて、ざるの目があらくてあらくて、覚えた漢字も片っ端から忘れていくもんだからね。

と、日記でカミングアウトしてしまったから、ますます勉強がんばらねば…。

ダンスイベント

今日はひばりのお友だちのダンスのイベントを見に行って来た。
小学1年生の時からダンスを習っていたカレンちゃん。地元のスクールだけでなく、高学年になってからはメジャーなダンススクールにも通い始め、コンテストに出たりテレビに出たり、かなり熱心にやっているのだ。

今日のイベントは原宿であるというので、さすがにひばり1人では行けないということで、私とすみれも付いていくことに。

原宿といえば、ジャニショ。
「イベント始まるまでちょっとだけ行ってみる?」
「行く行くー!」
当然のように公認じゃなく非公認の方に行ってしまう私たち。
ひばりは卓上カレンダー、すみれは鏡、そして私はニノの写真を購入。

なんかさ。最近ニノにかなり心を奪われてしまっているんだけど、マツジュンのことは平気で好きだ!って言えるのに、ニノが好きっていうのは大きな声で言えないっていうか、妙に恥ずかしいと思ってしまうのは、なじぇかしら。
写真を2枚だけ買ったんだけどそれを大事にフォトフォルダーに入れてこっそり見ている自分がものすごく恥ずかしいのよね…。

いやでもね。ほんとに真に嵐バカになっちゃってるからね。他の音楽が聴けなくなってるし、他の人たちを見れなくなってきてるの。
間違って(!)お笑い番組を見ちゃったりすると「なんてきれいじゃない人たちなんだろう…」と思ってしまうし、音楽番組なんかを見たりすると「ルックスも(嵐より)劣るのに、音楽も(嵐より)劣ってる…」なんて思ってしまうわけ。
で、嵐の出ているバラエティ番組を見てたりすると、笑うところなのに涙が出ちゃってたりするわけ。普通の人だったら目が行かないようなところ(例えば大ちゃんがみんなに行け行け言われて前に出てゲストと絡んだりしたときに、他のメンバーが大ちゃんのリアクションに本気で受けてたりするような場面)で、ぐっときて泣いてしまっていたりするわけよ。
変だよね、私。いっちゃってるよね、私。
でもそれがもう楽しくてしょうがないんだよね。こんなに楽しいことがあったなんて今まで知らなかったわっ!っていうぐらい楽しいんだよね。

って話がそれたわ…。
嵐のことになるとつい語ってしまうのよね…。
恥ずかしい!と言いながら、それを全世界に向けて発信しちゃってる私ってやっぱりほんとに恥知らずなのかしらね…。

で、1人1つずつぐらいちょこっとグッズを買ったあとはフードコートみたいなところで鉄板アイスを食べ、イベント会場へ。
いやぁ。ダンス人口って多いんだね…。踊る人も多ければ見に来る人も多いんだ…。とにかくすごい人だったよ…。

開場まで30分ぐらい並んで、もうすでに死に死にですよ、私たち…。
ようやく会場に入ったら、ライブハウスみたいになっていてスタンディングで、ぶうぶうですよ…。
ああ、もうスタンディングはいや…。無理。ばたっ。

今回はコンテストだったので、座れる席だったら最後までいて結果を知りたかったんだけどなぁ…。
スタンディングでぎゅうぎゅうで、我が子の踊る姿をちょっとでも近くで見たい!というおやじが目の前に立ちはだかっていて、そいつがもうジャマでジャマで。みんなその人の肩越しとかに見ようとするから、見える隙間が少なくて…無理な姿勢で見ようとし続けていたから、肩がこりまくったよ…。
とりあえずカレンちゃんが踊っているところはちゃんと見れたので、最後まで見ずに帰って来ちゃったよ…。
いやぁ、なんか疲れたわ…。

同窓会

今日はひばりの小学校の時の同窓会があった。
一応行くと返事を出したものの、なんとなく気が進まない様子のひばり。
なんかわかるなぁ…。同窓会って微妙だよね…。

今日はバレー部の合宿もあった。
ひばりは合宿の方にも行きたがっていたんだけれど、同窓会とはかりにかけて結局同窓会をとった。
合宿よりも同窓会のほうに行きたかったというよりは、中学の友だちもほとんどの子が行くので、今のつきあいを大事にした、という感じだった。

「今だから言うけど」みたいな感じで最近ひばりが6年生の頃のことを話すのを聞いていると、ひばりもいろいろ大変だったんだな、と思う。
でも自分でバランスをとりながらどうにかやってきたんだな。ちゃんとそういう人間関係のスキルは身についているんだな。そう思うと、ちょっとほっとする。

ひばりは同窓会があるから、午後からすみれと2人で映画でも見に行こうかなぁ、なんて思っていたんだけど。
すみれをお昼ごはんの買い物に行かせたら、途中で同じクラスのハナちゃんに会ったらしい。
ハナちゃんとはクラスでも一番仲良くしているらしく、ハナちゃんのほうから「お昼食べたら遊ばない?」と誘ってもらったらしい。
「だから遊んでもいい?」と言うすみれ。

いいよいいよ。ママもうれしいよ…。すみれにこうしてお友だちができて、休日に遊ぶ約束ができるようになったなんて…。
「あのね。ハナちゃんも保育園でちょっといじめられていたんだって」と言うすみれ。
そうか。なんか相通じるものがあったのかしら。
ひばりに比べると圧倒的に人間関係のスキルが低~いすみれ。これから苦労するんだろうなぁ…。
まあすみれの場合、人間関係だけじゃなく、あらゆる面でスキルが低いんだけどね…。すごい心配なんだけどね…。でもできの悪い子ほどかわいいんだよね…。

というわけで、今日は午後から子ども2人が出かけて行って、一人家に取り残されたよ。
いっぱい勉強できちゃったなっ…。

投げたボールは帰ってくる

8月から外注さんが入って来た。
仕事がどんどん増えてきていて、社員だけではとてもじゃないけどこなし切れないということで、ねずみ男の会社から優秀なプログラマーが派遣されてきたのである。

金髪でだら~とした雰囲気で見るからに年齢不詳なホシさん。「とにかく優秀ですから!」という触れ込みどおり、確かに理解も速いし仕事も速い。
しかし「出来る人」の定石どおり引っ張りだこで、しばらくはほぼ毎日来ていたのだが、もう一つのプロジェクトの方が火を噴いているといって、週に1回ぐらいしか来られなくなってしまった。

彼には難しいところをやってもらっちゃおう!ということで、私の持っている案件のなかで「いったいこりゃどうやってプログラミングすりゃいいんじゃ?」と思っていた部分をやってもらった。
仕様の詰めも私ではなくヤングくんとホシさんの間でやっていたので、私は具体的にどういう対応をしたのかわかっていない状態だった。

今週になってお客さんの方でホシさんが作ったプログラムとお客さん側のプログラムを連結してテストを始め、不具合が幾つか発見された。
お客さんから障害報告メールが来たのだが、ホシさんはいない…。

「担当が休んでいるのでわかりましぇん~」と言うわけにもいかないので、ヤングくんに相談すると、「あー。そういえばその連結部分ってテストしてないんすよ」と言う。
「ドライバー作るの面倒くさかったからテストしないであげて、お客さんから何か言われたら直しましょうってことにしたんだった」と。
「でもそれじゃまずいからりつこさんドライバー作ってテストしてください」

…み、ミィ?
そもそもこの案件については私は蚊帳の外だったのに、具体的に何をやったかもわかってないのに、こういうことになったら私に返ってきちゃうんですか…。
よくあること…よくあることよね…。
外注さんに頼むっていうのはそういうことなのよね。
でもさ。それなら最初から私も混ぜて欲しかったな…。

ムキー!と思ったけど、24歳の部長にぶちぶち言うのもなんかかっこ悪いし…こらえましたよ、ぐっと。
もともとは私がもっとしっかりしていればヤング部長が口を出すこともなかったわけだしね…。
でもさ。テストもしないでコーディングだけちゃちゃっとして仕事が速いって…なんか間違ってないっすか?ぷんすか。

***

営業事務のミオちゃんと毎日こそこそっと嵐話をするのが楽しみ♪
こそこそと言いながら、ミオちゃんの声が大きいんだ、これが。
そして常にしーんとしたオフィスだから私たちの会話が丸聞こえなんだ、これが。

しかも会社で唯一の独身女性のミオちゃんに対する男子の視線は熱い…。
ヤマちゃんと新人のヒロくん。あわわさんは全てを超越しちゃってる感があるからよくわからないけど、少なくとも上記の2人は悪からず思っているっていうか、もうちょっと仲良くなりたいぜ!な感じが伝わってくる。
かわいいっ!!そして楽しいっ!!いいねぇ、若いって…。

私ももうちょっと若くて独身だったら、うきき言いながらこの中に入って、ハチミツとクローバーするのになぁ…。もちつもたれつじゃなくて、くんずほぐれつじゃなくて、私はあっちが好きだけど、こっちが私を好きで、みたいな…。くーーーいいなぁっ!!(←おやじの叫び)
って、若くて独身の時から枯れ枯れでそんな目には一度もあったことがないくせに言ってみたり…。ふっ…。

ミオちゃんは僻地(!)から通ってきているので、通勤にどえらい時間がかかっている。
お金を貯めて引越ししたいんです!というミオちゃんに、私も「早く引っ越しておいで!」とカモンカモン状態。だってミオちゃんと夜通し嵐会やりたいんだもん~。
だから、私が持っているものはとりあえず買わなくていいから!貸すから!頑張って引越し資金をためてちゃぶだい!
と言いながら、「アラシゴトは絶対買った方がいいよ!」とか「AAAの写真集は超いいよ!」とか、イケナイ情報ばかり与えている悪いおとな…。

そんなミオちゃんがAAAの初回限定盤のDVDを倍の値段で買った!というので、今日貸してもらった。
早速今夜、初回限定盤にしか付いてないというライブDVDを見てみたんだけど、こ、こりはイイ!!!!これが付いてない通常盤は意味がないかも…。でも今アマゾンで3倍ぐらいの値がついてるんだよね、これ…。中古で3倍って…むむむ…。
ああ、でも欲しい。ほすぃ~。ああ、初回限定盤の罠~。

派遣のサラさんからは木更津キャッツアイのDVD借りちゃった。うひっ。
さすが嵐ともなると、一歩歩けばファンにぶつかるっていうか、こうやって小さい会社の中でもDVDの貸し借りができたりするのね…。メジャーってこういうことをいうのね…。ちょっと切ない…。いろんな意味で。

Appendix

プロフィール

tohohoritu

Author:tohohoritu
2児の母りつこのとほほな毎日を書いてます。
WEB系エンジニアやってます。

長女ひばりは社会人。
次女すみれは元暴暴、現在は漫画家やってます。
旦那は在宅ワーカーのSE。
ココアは2011年1月生まれのミニウサギ。我が家のアイドルでした涙。

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